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この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

生きやすさ・働きやすさのヒントになる! 自責と他責とは

自分のタイプを知ることが第一歩!
些細なことで同僚とぶつかってしまった、気がついたらひとりで仕事を抱え込んでキャパオーバーになってしまうことが多い……その問題、自分の思考パターンを把握することで解決できるかもしれません。

最近、ビジネスシーンで耳にする機会が増えた“自責と他責”の考え方。今回は、アリシーにて「人生迷子の30歳カウンセリング」の連載を担当しているキャリアコンサルの加藤晶子さんに、自責と他責タイプの見分け方や対策についてお伺いしました!
<加藤晶子さんプロフィール>
キャリアコンサルタント。「自分らしい働き方・生き方」に興味をもち、自身も銀行員⇒会社員⇒契約社員⇒NPO団体職員⇒フリーランスと働き方を模索してきた。現在は、アラサー世代の女性を中心に、キャリア支援を行なっている。

■自責と他責って何?

──自責と他責とは、どういった考え方を指すのでしょうか?

「何か問題が起きた時に、自責は自分にすべて責任があると感じ、他責は他人に責任があると感じる思考パターンを指します」

──それぞれの長所と短所を教えてください。

「自責思考の人は、自分で問題を解決しようと努力できる反面、自分ひとりで抱え込んでしまう傾向があります。

反対に、他責思考の人は自分と他人を上手に切り分けられるので、要領よく他人に頼ることができます。しかし、自分に非があっても認めることができないため、責任逃れをしてしまう傾向にあり、問題解決する力が弱いのが特徴です」

■自分の思考パターンをチェックしてみよう!

──自分の思考パターンを知るためにはどうしたらよいでしょうか?

「それぞれの特徴の当てはまる数で思考パターンを判断してみましょう。

【自責タイプの特徴】
・人に頼るのが苦手
・仕事を完璧にできているか、心配になることが多い
・責められると落ち込んでしまう
・噂話をしている人を目にすると、自分のことかと勘ぐってしまう
・人間関係でストレスを感じることが多い

【他責タイプの特徴】
・人当たりがいい
・自分は世渡り上手だと思う。または周りから言われたことがある
・責められるとイライラする
・上手くいかないことがあると周りのせいにしてしまう
・人間関係にストレスをあまり感じない

当てはまる項目が3つ以上あったほうが、あなたの思考パターンに近いでしょう。

どっちつかずの結果が出た方は、両方の思考をもっている“バランス型”の可能性が高いです。自責と他責、それぞれの思考パターンの短所を補えるバランス型は、理想的です」

■バランス型の思考パターンになるには?

──バランス型の思考の人と、自責と他責に偏っている人の違いはなんでしょうか?

「客観的に物事を捉えられるか否かです。自責と他責の思考パターンの人は、問題が起きた際、相手と自分の気持ちに軸を置きがちですが、バランス型の人は問題解決の先にある目標に目を向けることができるため、冷静な判断を下せます」

──自責と他責タイプの人が、バランス型の思考パターンを身につけるにはどうしたらよいでしょうか?

「自分の思考パターンを理解し、問題が起きた際、自責と他責それぞれの視点を補える考え方を意識してみましょう。

例えば、自責タイプの人は本当に自分に責任があるのか、他責タイプの人は、仮に自分に責任があるとすればどこにあるのか、といった考え方です。

注意点として、自責と他責の思考パターンは、大体6〜7歳で形成されるため、一朝一夕で思考パターンを変えることは難しいでしょう。

とくに、自分に非があることを認めづらい他責の思考パターンは根強く、考え方を変えるのは容易くはありません。他責タイプの人は周りの人とぶつかりやすい傾向にあるため、何か問題が起きたタイミングで“自分を変えたい”という気持ちを原動力にするとよいかもしれません」

■自責と他責タイプの上司・部下との上手な付き合い方

──自責と他責の考え方が色濃く反映される人間関係は、上司と部下だと思います。自責と他責タイプ上司との上手な付き合い方を教えてください。

「まず厄介なのは、“他責タイプの上司”です。仕事をどんどん頼んでくるのに、自分のミスを部下のミスにすることもあります。

深入りしないのが得策ですが、何もやらないと対立してしまう可能性があるため、“ここまではやるけれど、ここからはやらない”といった、ある程度の線引きをして仕事をすることが大切です。何か問題が起きた時のために、上司の上司とつながっておくとよいでしょう。

反対に自責タイプの上司は、責任感が強く、自分で仕事を抱え込みがちです。そのため、部下は自分を信頼してないのでは……と不安になることも。

他人に頼ることが苦手なだけなので、手伝えることはありませんか? と声を掛けると、すんなり状況は改善されるかもしれません」
──自責と他責タイプ部下との上手な付き合い方はどうでしょうか?

「先ほどお伝えしたように、自責タイプはキャパオーバーになりやすい傾向があるため、今一番何が大変なのか、こまめに話を聞いてあげることが大切です。

また、任せられた仕事に過度な責任を感じている場合は、何かあったら上司が責任を持つことを言葉にして伝えることが有効です。

一方、他責タイプの部下には、問題が起きた際、面と向かって“あなたの責任”だと伝えることが重要になります。ただ責めるだけだと逆効果になってしまう可能性もあるため、客観的な視点で、具体的に何が悪かったのか、優しく指摘してあげましょう」
「自分のことは自分が一番よくわかっている」と思いがちですが、自責と他責の思考パターンをチェックすることで、筆者は今まで意識したことがなかった自分の一面を知ることができました。

自分の短所を理解するのは心苦しい部分もありますが、向き合ってみると、働きやすさ・生きやすさのヒントが得られるかもしれません。

(文 希紀+アリシー編集部)
文希紀
文希紀
服とコスメ=肉とお酒 を天秤にかけられないアラサー女子。アパレルブランドの営業として仕事漬けの日々を送った後、言葉の表現に目覚めてライター&エディターに。「私でもできる!」と思えるような“おしゃれ、可愛いの先がわかる”記事をモットーに執筆中。休日はNetFlixとお酒があれば、それで幸せ。たまにふらっと韓国へ行く。
服とコスメ=肉とお酒 を天秤にかけられないアラサー女子。アパレルブランドの営業として仕事漬けの日々を送った後、言葉の表現に目覚めてライター&エディターに。「私でもできる!」と思えるような“おしゃれ、可愛いの先がわかる”記事をモットーに執筆中。休日はNetFlixとお酒があれば、それで幸せ。たまにふらっと韓国へ行く。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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