メディア個別 キュン死に注意! 作家が恋する、思わず恋愛したくなるマンガ8選 | アリシー- olab.info

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自分をスキになるって、意外とカンタン。
警告、恋愛マンガ中毒!
キュン死に注意! 作家が恋する、思わず恋愛したくなるマンガ8選
警告、恋愛マンガ中毒!

キュン死に注意! 作家が恋する、思わず恋愛したくなるマンガ8選

9月といえば読書の秋。アリシーの今月の特集「警告、恋愛マンガ中毒!」にちなんで、アリシー作家連載陣に好きな恋愛マンガをお聞きしました。

恋愛ご無沙汰な人も、ときめきチャージしたい人も、きっと恋愛したくなるかも。

王道ラブストーリーからダーク・ファンタジーまで恋愛マンガと言っても一言では語りきれないラインナップをとくとご覧あれ!

■さわぐちけいすけが好きな恋愛マンガ『海よりも深く』吉村明美

ここが好き!

「ヒロインの設定が大胆(設定:男を嫌っているわけではないのに男性に触れるとアレルギー症状として膨大な静電気が発生し、誰も触れる事が出来ない)。

大切な人の死や過去のやばい血縁関係、さらには殺人などの重い話も後半に出てくるが、そういった過去の解明によって大胆な設定の意味にも納得出来る。

主役以外のキャラも濃く魅力的なので、どの会話を見ていても楽しめる。吉村明美さんの作品に多い、ヒロインの不幸のどん底スタートが魅力的。最初から主役の男女が占い師(100%未来予知できる)に『お前らどっちかもうすぐ死ぬ』と宣告される。

などなど、私にとっては常に次どうなるのかが気になってしまう作品でした」(さわぐちけいすけ)


■よぴのオススメ『デビルズライン』花田陵

ここが好き!

「主人公の安斎くん(21歳)は、吸血欲のある鬼と人間のハーフ。
物語が進むにつれて、人間の女の子つかさちゃんと惹かれ合っていきます。

ただ、鬼は吸血欲のせいで理性を失い、周りの人間や大切な人を襲って殺してしまうこともあるので、安斎くんは常に苦悩することに。

つかさちゃんが大切だからこそ、守りたい! 離れなければ! と葛藤するんですが、つかさちゃんは誰にも心を開けなかった安斎くんを素でまるっと受け止めます。
すごいです。いつも緊張感があってそっけない安斎くんがつかさちゃんの前でだけ、リラックスしちゃうんです!

そして、このつかさちゃんは実は大学院生で、安斎くんより年上であることが判明。

つかさちゃんがそれを知って驚いた時に、いつも冷静でぶっきらぼうな安斎くんが『もしかして、年下ダメとか……?』って、愕然とするんです。

そのセリフでやられました。ショックを隠せない年下男子、むちゃくちゃ可愛いです。
『全然全然!?? おっけー!!! 問題ない!!!!』って脳内シャウト。
今まで年下男子というカテゴリに興味がなかったのですが、この一言でやられてしまいました」(よぴ)

吸血鬼と人間に恋を描いたこの作品。

「人間の血が欲しい、という欲求」「吸血することで、大切な人を傷つけてしまうかもしれない」「殺してしまうかもしれない」

普通の恋愛では起きない苦悩や葛藤を2人が話し合い、解決し、進んでいく姿にもグッと来ます。
ちょいエロ要素があるのもまたときめきを増してくれます。


■たまごひめのオススメ『喰う寝るふたり 住むふたり』日暮キノコ

ここが好き!

「付き合って九年目の同棲カップルの話。
前編後編で彼、彼女目線のお話になっているので
『あの時無愛想だったのはこういう理由だったのか!』
という答え合わせができて面白いです」(たまごひめ)

交際10年、同棲生活8年目の三十路直前カップル。
そろそろ結婚? それとも……と揺れ動く2人の心が見ることができます。

同棲カップルのあるあるに頷くか、それとも「あの時、相手はこんなことを思っていたかもしれない」と感じるか……長すぎる春を過ごしている恋人たち必読です。


■ささきさきÜ&KICOのオススメ『ハチミツとクローバー』羽海野チカ

ここが好き!

「もともと『恋愛』ジャンルにうといのですが、中学生の頃おしゃれな表紙に惹かれて購入。

読んでみると登場人物全員片思いで、いろんなことに悩んだり喜んだりする様子がとっても魅力的でした。

さまざまな性格・環境のキャラクターの悩みにどこか共感できるポイントが必ずあると思います。

中学のころと、大人になった今とで感じ方も共感部分もかわってくるしいつまでも楽しめる作品だなって思います。

真山に片思いしてる山田って女の子の心情全部、あと真山の大人ぶってるのにたまにモロいところが好きです!」(ささきさきÜ)

ここが好き!

「ハチクロは大人が改めて読むべき、恋愛漫画の枠を超えた硬派で、ハードボイルドな人生漫画だと!

全員片想いっていうキャッチコピーが有名でしたが、うまくいかなかった恋に意味があるって胸を張ってラストを飾れる恋愛漫画ってスゴくかっこいいと思いました。

特に、はぐみと森田さんのやりとりに1番感情移入して読んでしまいます……。

はぐみは森田さんに恋していたし、2人は両想いでしたが、互いに『やりとげなければならないモノ』を持って生まれてしまった人間。

互いの痛みも相手の弱さも、抱えている孤独も理解しあえたからこそ、救い救われる関係にはなれないというはぐみの強さが、森田さんへの愛が真っ直ぐで美しくて。

共に生きる人生を選ばなかったところが凄くリアルで。

『ずっと見てるね』は森田さん自身がんばるしかないじゃん、と作中で零してますが、創作人共通言語の最上級な告白だと思ってます。

好きなシーンは山ほどありますが、恋愛という目線で見た時にはやっぱりラストの、竹本くんの
『はぐちゃん オレは 君を好きになってよかった…』

全ての人を想う気持ちがこの台詞に重なって、涙なくしては受け止められないラストです!」( KICO)

テレビアニメ化、実写映画化、ドラマ化とされた羽海野チカさんの作品。

美術大学を舞台に学生たちのそれぞれを描きますが、『美大』という場所ならではの葛藤や悩みがあります。
不器用な恋愛も誰しもが共感してしまうのではないでしょうか。


■藤沢チヒロのオススメ『姉の結婚』西炯子

ここが好き!

「40歳を前に故郷に戻ったヒロインの前に、中学時代は白豚だった同級生が美貌の医師として現れ、異常な執着で溺愛される――ただし、彼には主人公そっくりの妻が。

道ならぬ恋を描いているのですが、主人公に幸せになってほしくて、連載中もずっとハラハラし応援しながら読んでいました。

西先生の描かれる線が細く美しくて、女性の体のラインやこぼれそうな瞳がきれい。

ウェットな語りやエロいシーンも素晴らしいし、日常シーンの独特のサバサバ感も大好きです」(藤沢チヒロ)


■町田メロメのオススメ『放浪息子』志村貴子

ここが好き!

「男の子か女の子か分からないような美少年を一度は見たことがあるかもしれません。

そういう美少年が辿る未来が描かれているのはこの漫画以外では見たことがありません。

第二次成長で体だけが男性になり心が置いていかれる事、それについてくるいじめ、理解者や恋人を見つける事、そして将来男として生きるかの決断。

普通の人生以上に多くの災難と戦っていく様が、志村先生の美しい線で描かれています!」(町田メロメ)


■ラムネチョコのオススメ『君と僕。』堀田きいち

ここが好き!

「あまり恋愛マンガを読まないのですが、男子高校生の日常ギャグ(?)マンガ『君と僕。』の大ファンで……。

恋愛に関するシーンとしては登場人物の千鶴くんが下級生の茉咲ちゃんに思い切って告白してしまう話が7巻にあります。

二人は喧嘩するほど仲が良くて、告白された茉咲はびっくりして逃げちゃうんですが
茉咲には好きな人がいて、それを千鶴も知っていて、結果的には二人は結ばれません。

けど、茉咲は今後千鶴にどう接したらいいかずっと悩んでいたことを千鶴に訴えると
千鶴は、『少しの間だけでも自分のことで頭をいっぱいにしてくれた、それだけで嬉しい』と感じるんです。

付き合いたいとかじゃない、想いを知ってくれさえすればいい、って恋は控えめなようで控えめじゃない人間らしさがあるように思います。

言ったら相手が困るだろうと思いつつ、自分がその想いを持ち続けることに耐えられなくなった弱さや、その結果相手が自分のことで頭をいっぱいにしてくれただけで満足してしまう身勝手さがこの恋にはあるなぁ、と大人になった今読むと感じます。

(発売当初高校生の私が読んだときは「千鶴は優しいなぁ」と純粋に感じたんですけどね…笑)

恋愛漫画ではないですが、恋も友情もギャグもあって個人的に超オススメです!」(ラムネチョコ)


■maruのオススメ『ホリミヤ』HERO、荻原ダイスケ

ここが好き!

「急展開でどきどきしたりどろどろするようなお話ではないですが、高校生の学生生活をちょっとのぞき見している感じがとても楽しいです。

高校生の時のどうにもならないもやもやみたいなのを思い出してちょっと懐かしくなります。あとどのキャラもみんな可愛い!」(maru)

一見派手だけど家庭的な女子高生・堀さんと、一見地味だけどピアスと刺青だらけの男子高生・宮村くんの日常を描くこの作品。

日常って淡々としていて、その中で少しずつ刺激がある……自分の話ではないのにどこか投影して、そしてキュンとできます!


■ポレポレ美のオススメ『天使なんかじゃない』矢沢あい

ここが好き!

「恋愛マンガと聞いて真っ先に思い浮かぶのがこのマンガ。

主人公の翠と晃の恋や、その主人公を取り巻く登場人物の恋愛は、王道の学園恋愛モノにはないような大人の事情だったり、一筋縄では行かない複雑な事情が絡み合いながらも展開されていくせいか、大人になった今の方がより楽しめる恋愛漫画のような気がします。

登場人物がみな自分に正直でイキイキとしていて、女子からの嫌われどころが詰まった役の志乃ちゃんですら、終盤からは、『こいつ!いじらしくて可愛いじゃないか!』と思えてしまうのがこの漫画のすごいところです。

好きなシーンはこの漫画では有名な
『観覧車の中で翠がマーブルチョコを派手にぶちまけたあとのキスシーン』です。

この本を読んでいた当時は小学生だった私ですが、マーブルチョコをスーパーで山ほど買って一人でこのシーンを再現してみたという虚しすぎる思い出があります」(ポレポレ美)


たくさんの恋愛マンガの中からひとつの作品を選ぶのは至難の技。好きなポイントを参考に、ぜひ大好きな恋愛マンガを見つけてみてくださいね。