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カビが生えてからではもう手遅れ! 梅雨入り前の撃退法!

カビが生えてからではもう手遅れ! 梅雨入り前の撃退法!

今年もやってくる梅雨シーズンですが、室内の意外なところにカビが生えていてびっくりした方も多いのではないでしょうか。いったん生えたカビを掃除するのも面倒ですよね。 

いっそ、カビが生える前に対策をしておけば、梅雨シーズンも楽に乗り切れるでは? そこで今回は、梅雨を迎える前にやっておきたいカビ対策について、一般社団法人日本清掃収納協会会長の大津たまみさんに聞いてみました!

■そもそも、カビってなぜできる?

――カビが生える原因はどこにあるのでしょうか。

カビが生える原因には温度と湿度、カビが育つ栄養分が大きく影響しています。温度が20℃から30℃、湿度は70%以上の状態はカビが生えやすく、埃や汚れといった物質が栄養分となり、カビの繁殖を進めます。(大津さん)

――栄養分とは具体的にどのようなものでしょうか。

私たちは「有機物」と呼んでいるのですが、例えば、お風呂場に体から出た垢や石けんカスが残っていたり、部屋にたくさん埃や食べ物のカス等が落ちていたりすると、それらを栄養分としてカビが育ちやすくなるのです。

つまり、カビにとって梅雨時は湿度と温度がちょうどいいので、栄養分を与えないようにこまめに掃除をすることが必要だということですね。

■梅雨入り前に見なければいけないのは、まずエアコンだ!

――梅雨入り前のカビ対策はここから! といったポイントはありますか?

いちばん最初に掃除をすべきはエアコンのフィルターと吹き出し口ですね。
まず、エアコンを送風でつけてみて「なんだか臭う」と感じたら要注意。
吹き出し口を覗いてみて、黒い斑点やスジがついていたならば、それはカビです。

エアコンの風は部屋全体に行きわたるものです。そのため、吹き出し口にカビが生えている状態でエアコンを使うと、カビを含んだ風を吸いながら生活をすることになります。実際に、こういった風を吸いながら生活をしている人が体調を崩したり、ひどい場合は肺の中にまでカビが生えたりするケースもあるのです。

――恐ろしいですね。でもエアコンの掃除は大変そうなイメージがあります。

自宅でも簡単にできる方法はありますよ。まず、部屋に新聞紙を敷いて、そこに外したフィルターを置きます。掃除機で吸い込んだり、箒ではいたりして、大きな埃や汚れをとりましょう。

さらに汚れが残っていたら濡れたふきんで拭き取ります。その後、しっかりと乾かしてから取り付けてくださいね。

吹き出し口は、菜箸に使い古しの布を巻いて輪ゴムで留めます。そこに消毒用エタノールをつけて、サッと拭き取りましょう。拭くと同時に消毒ができるので、その後のカビも生えにくくなるんですよ。

もっと本格的にやろうとするならば、私たちのようなプロに頼んだ方がよいですが、今紹介した方法をするだけで、エアコンから出てくる空気が驚くほど爽やかで気持ちのよいものになります!

■お風呂場は入った後に注意!

――カビが出やすい場所でほかに思いつくのはお風呂場ですが、こちらも対策はあるのでしょうか。

入浴後の室内に石けんカスや垢などの有機物が残ったままにしていると、湿度と温度が高いので、有機物にカビが生えやすい環境を作り出してしまいます。

それを防ぐには、入浴した直後にお風呂場を冷水のシャワーで流すのが有効です。入浴直後は、有機物が壁や浴槽にくっついておらず、水をかけるだけで簡単に流れ落ちてくれます。さらに、冷水によって室内の温度が下がる効果もあります。

また、お風呂場から出たらすぐにドアを閉めること。こうして熱気を漏らさないようにすることで、他の部屋の温度や湿気が上がるのを防ぐことができます。風呂場は、密封した状態で換気扇をできるだけ長くかけておきましょう。できれば、梅雨期間はずっとつけておきたいですね。

――もしカビが生えてしまった場合の対策はあるのでしょうか。

生えてしまったカビの除去に塩素漂白剤(いわゆるカビキラー)などを使う方がいるかもしれませんが、塩素漂白剤は強力で、ほかの薬品と混ぜると危険なため、あまりおすすめはできません。酸素系漂白剤を使用して漂白をしていきましょう。

■押入れ、布団の対策は?

――布団や押入れのカビ対策のコツはありますか?

まず、寝て起きた後の布団は湿気をいっぱい含んでいます。それをそのまま押入れにしまうと中に湿気がたまって、カビが育ちやすい環境になってしまいます。本来なら、外で干すのが理想的ですが、梅雨時は部屋の中でしばらく広げておくだけでも効果があるんですよ。

また、掃除機の先をヘッドクリーナーに付け替えたり、ストッキングを吸い込み口にかぶせたりして布団のゴミを吸い込むのも効果的ですよ。


大津さんが言うには、カビ掃除したあとのふきんや雑巾にもカビが付着しているので、使い終わったらすぐに捨てたほうがいいとのこと。

天気のいい日には窓を開け空気を入れ替えたり、こまめに掃除をしたりすることで、カビが発生しにくい環境をつくりましょう!

(大田ちえこ+どてらい堂)

written by

アリシー 編集部
アリシー 編集部
アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
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